受け取らず、使うべき
「定額給付金」、、、貰えるかどうか怪しいものですが、その給付金を政治家・閣僚が受け取るかどうかという問題(?)があるようです。
受け取る閣僚:
受け取るとした閣僚の多くは景気刺激効果を理由に挙げ、野田聖子消費者行政担当相は「極力地元で消費し、国の景気対策に貢献したい」と強調。鳩山邦夫総務相は「全世帯がニコニコ喜んで受け取ってもらいたい」と述べた。公明党出身の斉藤鉄夫環境相は「省エネ製品などを買いたい」とした。
受け取らない閣僚:
甘利行革相は記者会見で「家計支援ということで言えば、私は申請しない方がいいと思う」と明言。一方で「消費刺激という責務があるので、私のポケットマネーから家族に定額給付をし、地元の商店街で使えと要請しようと思う」と語った。
私個人としては、定額給付金を受け取らない甘利行革相の考えを支持します。
“景気刺激効果”を理由とするのであれば、高取得者の代表格である政治家の方々は、財政に大ダメージを与える定額給付金からではなく、自らの収入から経済への“刺激”をどんどん行っていただきたいと思います。
政治家の方々も“国民”であることに違いはありませんが、少しでも“景気回復のため”と思うのであれば、受け取らずお金を使った方がよいのではないでしょうか。
おそらく、多くの国民は、定額給付金がもらえても今の不況がさらに悪化することを恐れ、お金を使わないような気がしています。給付するのであれば、銀行口座などに入金できない形、昔の“地域振興券”のようにした方が無難なのかもしれませんねぇ。
生活保護で提供するお金の上限を一時的に引き上げたり、
失業保険の給付期間を一時的に少し延ばすだけでもいい気がするんだ。
名前欄への入力を忘れていたよ!
thinmanさん>
生活保護や失業保険を多少変えた程度で、景気に影響するとは思えないですよ。
それらの支給が多くなっても、対象者の援助にはなるでしょうが、全国的な経済にまで影響せず、企業の採用数が増えることもないでしょう。
…そんな気がしています。
とりあえず給付金なんてその場しのぎ的なものよりも,
もっと抜本的な対策を練ってもらいたいな.
金の流れを官→民→企業(給付金,流通量増)とするより,
官→企業→民(企業への融資,雇用増)としたほうが,現在の情勢にマッチしている気はする.
融資金の使い道は新規雇用に限定,とかね.まあ,これも一時しのぎといえば一時しのぎだが.
個人的に,小さな町工場で職人芸の仕事してる人たちをぜひとも救済して欲しいところだが.
牧場主>
その場しのぎ的政策は、今までもこれからも沢山出てくるだろうね。
今回の給付金も、総選挙対策としての目的が強いような気がするし。
現状把握をしっかりした上で、楽観的じゃない政策をとってもらいたいものだね。
企業への融資を“継続的”に行うのであれば効果はあるかもね。
雇用を増やすと長期的な出費増となるから、ダメージが大きいな。
…まぁ、雇用が少ない影響は正社員にも出てくるんだから、景気が悪い以上、企業に対して対策しても効果は少ないだろうなー。
職人さんへの支援は、私も賛成。
“伝統文化継承”とか言いつつも、結局何もしていないような気がするからね。